top of page
  • 執筆者の写真faith

◆9/16(日) 「信頼して、恐れない 」

更新日:4月11日

イザヤ書12章1~3節


本日は敬老祝福礼拝です。イザヤ書より語ります。


イザヤは紀元前8世紀後半に南ユダの首都エルサレムで活躍した預言者で南ユダはその頃まで繁栄していましたが、外国の脅威にさらされて次第に陰りが見えるようになってきていました。最大の脅威は、アッシリアからのもので、これに対抗するために、北イスラエルとアラムは反アッシリヤ同盟を結び、南ユダにも加盟を求めたのですがアハズ王がこれを拒んだため両国は紀元前733-732年にユダを攻撃、これが「シリヤ・エフライム戦争」と呼ばれる戦争です。この時、アハズ王とユダの人々は、「森の木々が風に揺らぐよう揺らいだ。」(イザヤ 7・2)と。私たちもさまざまな試練や困難に遭うことがあります。今は危機の時代です。そんななかで、


Ⅰ、パニックになる

イザヤはそんななかでも歴史を支配する神に信頼して落ち着いていなさい、と言われるのです。


Ⅱ、信頼して恐れない

しかし、アハズは預言者イザヤの忠告を聞き入れず、アッシリアの援助にすがろうとしました。確かに、一時はそれで凌ぐことができたが当面の敵アラムは732年に、北イスラエルは722年にいずれもアッシリアによって滅ぼされたのでした。その後の歴史を見れば分かるように、南ユダもこれを境に結局は滅亡への道を進むことになります。こういった世界情勢でしたがイザヤの預言のごとく、神を信頼していれば安全だったのです。「見よ、神は私の救い。私は信頼して恐れない。」(イザヤ12・2)のみ言葉をいつも覚えましょう。

閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示

◆8月11日(日)「想定内だけど」

ルカの福音書15章1~7節 「想定内」、「想定外」と言う言葉が 東北の震災後によく使われた言葉です。 特に「想定内」は、政治家や長の立場の人が 「リスクはあるが目標数値をあげる」ときに使用する言葉です。 Ⅰ、現代の社会は想定内です。...

◆8月4日(日) 「大切なのは気づき」

ルカの福音書14章34~35節 ルカの福音書14章34,35節の並行記事として マタイの福音書5章13節があります。 その後の14節を重ねると、クリスチャンは「地の塩」、 「世の光」と主イエスは言われます。 それはクリスチャンの目標でもあり本質でもあります。...

◆6月2日(日)「悔い改めと和解の主イエス」

ルカの福音書12章48~59節 古くから 「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」と言われます。 主イエスの言葉を聞いている群衆も、 空や風を見て、天気を予測していたこと でしょう。 現代は天気予測がほぼ正確に なされてきていますが、 当時はそのようなことではなく、...

Comments


bottom of page