イザヤ書9章1~8節
今日からアドベントに入ります。主なるイエス・キリストは
イスラエルの民が待ち望んだ救い主です。
そして、紀元前700年頃に預言者イザヤにも預言されていた
救い主であり、そこでそのお方は「平和の君」と呼ばれるとあります。
Ⅰ、この世にはびこる暴力
この世には多くの暴力があります。
(1)親しい関係における暴力
あってはならないのですが、家族や友人からの暴力を経験して
おられる方もいます。
(2)文化、メディアにおける暴力
現在ゲームや漫画など暴力的内容があったり、出版・報道における
暴力もあります。
(3)社会生活における暴力
いじめ、ハラスメント、誹謗中傷など、死刑制度での処罰。
(4)地球規模の暴力
武力紛争を含む集団的暴力です。自国第一主義などナショナリズム、
経済格差など。
Ⅱ、非暴力が神のみこころ
救い主は「平和の君」と呼ばれるとあり、イエス・キリストご自身は
この世に平和をもたらすお方として来臨されたのです。
またイエス・キリストは「平和をつくる者は幸いです。」と語られました。
(マタイ5・9)
そして十字架上では「父よ、彼らをお赦しください。
彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」と祈られました。
(ルカ23・34)
Ⅲ、平和を実現する者へ
真に平和を実現することができるのは、主なるイエス・キリストを
救い主として信じる者たちです。
救い主を信じる者にはこの世に安心して生きることができます。
「娘よ、あなたの信仰が・・安心して行きなさい。」(ルカ8・48)
この「安心して」は、直訳すれば「平和のうちに」です。
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