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◆12月1日(日) 「来るべき者は汝なるか」

  • 執筆者の写真: faith
    faith
  • 2024年12月1日
  • 読了時間: 2分

マタイの福音書11章1~6節


本日からアドベントに入ります。

本日の題は「来るべきものは汝なるか」で、

文語訳聖書より引用しました。


これは、バプテスマのヨハネが自分の弟子たちを通じて

主イエスに送った言葉です。

そこにはバプテスマのヨハネの心の奥にある心情があります。

どのような心情でしょうか。


Ⅰ、気落ちしているヨハネ(3節)

バプテスマのヨハネは今牢獄に入れられ、

その環境は劣悪な状況でした。

そんな中で主イエスに対しての信仰までも惑わされているのです。

悪魔(サタン)の攻撃も受けているのでしょう。


スイスの神学者のバルトは

「洗礼者ヨハネは牢舎の中で思いまどっている。」

と言っています。

ヨハネは今悩んでいて、正しい信仰をもつことができていない

状況にあります。

私も最初この聖書箇所を呼んでショックを受けました。

あのバブテスマのヨハネでさえ、このような不安をもつのかと。

主イエスがメシア(救い主)であるとの確信が

もてなかったのです。


このアドベントの期間、私たちは主イエスを

本当にメシアとして受け止めているのか、

バプテスマのヨハネのように

「来るべき者は汝なるか」と問う者ではないかと

考えさせられます。


Ⅱ、主イエスの答え(5,6節)

主イエスの答えは、ご自身が福音であること、

そして「わたしにつまずかない者は幸いです。」

と言われたことで、

主イエス自らが、来るべき方は汝(主イエス)そのものである

ということを示されたのです。


アドベントは、主イエスを私たちのメシア(救い主)として

待ち望む日なのです。


主イエス自らが、主イエスは生きておられること、

神の支配が来たりつつあることをご自身の言葉で

示されているのです。


主は今、私たちの現状も知っておられます。

けれどもそこにこそ、主イエスはおられるのです。

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