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◆12月11日(日) 「慰めの言葉」

更新日:4月11日

イザヤ書9章6~7節


イザヤの預言はイザヤ個人の願望の夢を語っているのではなく、神は神を信じる者を

決して見捨てないという主の熱心を語っています。

その熱心により必ず、ダビデの家にひとりの男の子が生まれると。

そのイザヤの預言は、「主権はその肩にあり、」とあるように、救い主の誕生を

預言しています。その意味とは、


Ⅰ、世界を統べ治めます。(6節) 

預言者イザヤは約700年前にこの地上に生まれる救い主のお姿を見たのです。 

救い主はユダの王のみではなく、世界の王であり、この世界を統べ治めるお方として

預言者イザヤの目に映ったのです。


Ⅱ、すべての人の罪の重荷を担うお方(6節)

このお方は、私たちすべての人の罪をいっぺんに十字架に担いでくださるのです。

もうすでにイエス・キリストを信じた者の罪を、イエス・キリストご自身が引き受けて

くださいました。

イエス・キリストは言います。「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに

来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイ11・28)

私たちの重荷を担うお方、その救い主がお生まれになる、そのことがこの6節の意味です。


どうか、自分の重荷をイエス・キリストの肩(もと)に降ろしましょう。

そのとき、自分の重荷は軽くなるのですから。

「これはキリストにふさわしい、慰めの言葉です。この方は御国をその肩で担って

おられるのです。」(マルチン・ルター)


Ⅲ、主権は永遠です。(6節)

イエス・キリストのもつ主権は永遠です。

イスラエルのダビデ王朝の歴史は約600年でした。(BC1010年~BC586年)

しかし、主は、イエス・キリストを信じ、従う者とともに永遠にいてくださいます。

神の国は亡びることはありません。主権は永遠です。

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