マタイの福音書11章2~11節
本日はアドベント第三礼拝です。
三本目のろうそくは「羊飼いのろうそく」と言われ、
喜びを表します。
主イエスの誕生を羊飼いたちは立ち合うことができて
喜びに満たされ、神を賛美します。(ルカ2・20)
私たちが喜ぶこととはどんなことなのか、
喜ぶことができるとはどんなに感謝なことなのかを
このマタイの福音書11章からみたいと思います。
Ⅰ、朗報を聞くとき(5節)
バプテスマのヨハネが牢獄の中で主イエスに対して、
メシアなのか否かの疑いをいだいた時に、
主イエスはイザヤ書35章を引用して、
ご自分の働きについて、ヨハネの弟子たちを通して
伝えられました。
その後、ヨハネはそのことを牢獄で聞くこととなります。
まさに朗報です。
主イエスの使命は貧しき者、弱き者へ
福音を伝えることでした。
そして、その福音は主イエスがこれからなされようとする
十字架の死と復活を通して、
全世界の人々の救いの成就となるのです。
まさに福音であり、良きおとずれなのです。
Ⅱ、使命を知り、果たしたとき(10,11節)
10節とこの11節の
「女から生まれた者の中で、バプテスマのヨハネより
偉大な者は現れませんでした。」(11)
という主イエスの言葉を、
ヨハネは聞いたことでしょう。
それはバプテスマのヨハネが自分の使命を知り、
その使命を果たしたことを、主イエスが知って
いたからです。
クリスチャンの使命は福音を、神の愛を
誰かに伝えることです。
礼拝に集うとき、そこには聖霊の働きがあります。
そして、聖霊に満たされているとき、
愛に満たされます。
クリスチャンたち一人一人には神の愛が
息づいています。
そしてこの愛を誰かに伝えます。
そのことが喜びにつながるのです。
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