イザヤ書9章6~7節
預言者イザヤは、救い主の名が「不思議な助言者」と呼ばれると預言します。
その意味とは、
Ⅰ主は不思議な助言者でありカウンセラー(6節)
英語ではWonderful Counselorです。私たちにとって、生きていくことは簡単でなくて、
苦難などの試練もあり道に迷いこむこともあります。
そんなとき主との交わりの中で解決できたり、正しい道を示してくださいます。
必要なときに相談相手になってくださるお方です。
そして、その助言(忠告)とは何なのか、
その一つとして、
「わたしはあなたに忠告する。豊かな者となるために、火で精錬された金をわたしから
買い、あなたの裸の恥をあらわにしないために着る白い衣を買い、目が見えるように
なるために目に塗る目薬を買いなさい。わたしは愛する者をみな叱ったり、懲らしめたり
する。だから熱心になって悔い改めなさい。」(ヨハネ黙3・18,19)があります。
つまりそれは愛による叱責であり、懲らしめ、悔い改める事を勧めます。
Ⅱ主は不思議な計画者(6節)
この言葉は「計画者」とも訳されます。今まで見えていなかったことかもしれませんが、
私たち一人一人に対して主は不思議な(驚くべき)計画を持たれているのです。
そして、私たちは聖霊とみ言葉によってその計画を知ることができます。
「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる」とあるように、私たちとイエス・キリストとは無関係ではなく、深い関係があるのです。
アドベントの期間にそのことを思い巡らしましょう。母マリアも羊飼いが幼子(イエス・
キリスト)について自分たちに告げられたことを聞いたとき、「マリアは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。」(ルカ2・19)とあります。
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