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◆3月30日(日) 「受難の予告」

  • 執筆者の写真: faith
    faith
  • 3月30日
  • 読了時間: 2分

ルカの福音書18章31~34節


3月5日から4月19日までレント(受難節)で、

主イエスの十字架の死と苦しみを、特に覚える時です。


ルカの福音書で三度目となる、

主イエスの受難予告の御言葉を共に味わいましょう。


一度目と二度目は9章、17章にあります。

そして、エルサレムへ向かう前に、

この三度目の受難予告がなされました。


マタイ、マルコ、ルカと三つの福音書に

共通して書かれていることですが、

ルカの福音書では特に深く次のことを覚えたいと思います。


Ⅰ、「辱められ」です(32節)

32節にある「辱められ」は、

ルカの福音書ではここだけの言葉です。


ルカの福音書は、主イエスが受けられる苦難を

一番詳しく記しており、

主イエス自らが語っている言葉を残しています。


「辱められ」というと精神的な事柄です。

ルカの福音書11章45節で使われている

「侮辱」という言葉が、原語のギリシャ語では同じ言葉です。


Ⅱ、「異邦人に引き渡され」です(32節)

マタイとマルコの福音書では、

その前に「祭司長、律法学者に渡され」とありますが、

ルカはそのことを記さず、

32節「異邦人に引き渡され」とあります。


異邦人は神を信じていない人たちのことです。

主イエスは神を信じていない人たちにさえ、

侮辱されたことになります。


ルカは主イエスが肉体的だけでなく、

精神的苦痛をも受けられたことを強調をしたのです。


Ⅲ、人間の傲慢の犠牲となって(33節)

人間の罪の根本は高慢です。


主イエスは27節で言われました。

「人にはできないことが、神にはできるのです。」と。

これは人間の高慢の罪を打ち砕く言葉です。


主イエスは、その高慢の罪の犠牲となって十字架にかかり、

三日目に復活されるのです。


その予告が理解できない弟子たち。

私たちはどうでしょうか。理解できているでしょうか。

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