ルカの福音書12章1~12節
偽善とはある役を演じているのです。それはいつわりの姿です。
人々から賞賛を得ようと演じています。
しかし、家庭は素の姿でいるため、クリスチャンの信仰の継承が
難しい原因の一つでもでもあります。
そのために偽善から自由へと導かれる必要があります。
この後の三つのことをよく覚えることです。
Ⅰ、すべてのことは明るみに出ます。(2節)
パリサイ人のパン種は偽善であると主イエスは指摘します。
厳しい言葉ですが、ある面正しい人を演じていたのでしょう。
しかし、主イエスの前には隠すことはできません。
そのようにすべてのことは明るみに出ることがあるということを覚えて
日々過ごしましょう。
「おおわれているもので現されないものはなく、
隠されているもので知られずにすむものはありません。」(2)
Ⅱ、主のみを恐れましょう。(5節)
人の目を恐れないで主のみを恐れるものとなりましょう。
主イエスは言われます。
「ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。
そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。」(5)
この方とは人ではなく、神ご自身です。
Ⅲ、主がその道を示してくださいます。(12節)
偽善から自由になるため、その道を主は示してくださいます。
ですからこのことが主の導きだと感じたら、
そのことを素直に信じて進むことを主イエスは求めます。
「鳩のように素直でありなさい。」(マタイ10・16)と。
主の導きには素直に従うことです。
次に私たちは価値のある存在であることを覚えること。
「あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。」(7)
ですから主はお見捨てにはなさらず、
「聖霊が教えてくださるからです。」(12)と。
主がその道を示してくださいます。
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