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4月30日(日) 大声で叫ぶ主イエス

ルカの福音書8章1~9節


本日よりルカの福音書8章に入ります。8章は主イエス・キリストはどのようなお方か、

また主イエス・キリストの言葉と力には神の権威があるということが示されています。

ここで主イエス・キリストは種蒔きのたとえ話をします。この話の中心的なことは、

命ある主の言葉を柔らかい素直な心で受け入れ、信じて生きるときに、主のみわざが

なされていくことを教えているのです。


すべてが育ち、豊かな実を結ぶというわけではありません。しかし、種を蒔くことなしには実を結ぶことはできないのです。農夫はあきらめず、種を蒔くのです。必ず収穫の時が来ることを信じて種を蒔き続けるのです。そして主は、種蒔きの譬え話をした後で大声で叫ぶのです。「聞く耳のある者は聞きなさい。」と。


Ⅰ、聞いていない人がいたのです。

主イエス・キリストの近くにいても聞いていない人がいるのです。聞く耳をもっているのに、他の声を聞いているのです。

私たちはどうでしょうか。礼拝中、集中して説教を聞いているでしょうか。聖書朗読を

聞いているでしょうか。


Ⅱ、今日も聞いてほしいと願っています。

私たちが今日も「立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ」(15)

ことを願って。


Ⅲ、主の愛から来ています。

この譬え話はとても重要な話で、弟子が聞くことが重要だからです。私たちにも同様で、

聞くのに大切な内容がそこにあるからです。そして、そのことが大事だと理解した

イエス・キリストの弟子たちは、初代教会において語り続けるのです。

ですから現代においても、反応が鈍くても。教会は御言葉の種を蒔き続けることが

求められているのです。

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