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◆4月7日(日)「正義の実行のために」

ルカの福音書11章37~44節


先週はイースター礼拝でした。今週も復活の主をあがめて歩んでいきましょう。


熟練した陶工者は、暗闇の中でも自分のつくった器を見分けることが

できるらしいです。

それは端正こめて、生み出したものであるからだそうです。


神も私たちを「神の作品」(エペソ2・10)として、

かけがえのない存在として創造されたのです。外見だけでなく、内側もです。


Ⅰ、主イエスの命令

主イエスは「器の中にある物を人に施せ」と言われます。

それはどういうことなのかというと「正義と神への愛の実行」です。

パリサイ人は律法は熱心に守っていますが、正義と神への愛を

おろそかにしていたのです。


それを主イエスは「これこそしなければならない」と語るのです。


この言葉が強い言葉で、したくなければやらなくてよいという言葉では

ありません。

私たちは時々、自分の歩みを振り返って、正義と神への愛が欠けていないかを

点検する必要があります。


Ⅱ、主イエスの命令を行うために

主イエスの命令を行うためには、私たちに必要なことがあります。


まず私たちが壊れやすい「土の器」であることを認識することです。

(Ⅱコリント4・7)


そして、次に外側、外見をきれいにすることだけでなく、

内側が主イエスという「宝」で満たされるように祈り求めることです。


祈りは聞かれます。

また十字架の血潮と聖霊は私たちをきよめる力があります。


パリサイ人たちは律法を守ります。しかし、主イエスにこのように言われます。

「外側はきよめるが、その内側は強欲と邪悪に満ちています。」(39)

それは「わざわいだ」(42)と。


どうぞ、主イエスを信じる者は内側をきよくしましょう。

十字架を仰ぎ、聖霊を待ち望み日々歩みましょう。

そして正義と神への愛をもち続けましょう。


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