ルカの福音書11章9~13節
使徒の働き1章8節
本日はペンテコステ礼拝です。
キリスト教会の誕生日でもあります。
当時の会堂はユダヤ教の会堂(シナゴク)でしたが、
使徒の働き2章の出来事により、
キリストの教会が誕生したのです。
そして、エルサレムからユダヤ、サマリヤと
その教会の働きが前進していくのです。
主イエスはいとも良きものを聖霊と教えています。
その聖霊は、
Ⅰ、求める者に与えられます。
聖霊は神に求める者に与えてくださいます。神の賜物として。
ルカの福音書11章で、主イエスはその聖霊を、
いとも良きものとして、
人間にとって最も素晴らしいものとして教えます。
私たちにとっていとも良きものとは何でしょうか。
名声や地位でしょうか、お金や財産でしょうか。
聖霊がいかに大切なものかを、
今日の聖書箇所から良く理解できるのです。
Ⅱ、キリストの証人として力となります。
キリストの証人とは、自分の力だけでは働くことができません。
人間には恐れの心があり、愛の心が欠けているからです。
旧約聖書からも「恐れるな」というメッセージが多くあります。
また主イエスはこう言われました。
「あなたがたはこの小さい者たちの一人を
軽んじてたりしないように、気をつけなさい。」
(マタイ18・10)
ですから聖霊が必要なのです。
聖霊を受けて力を得て、キリストの証人となるのです。(使徒1・8)
聖霊を受けた弟子たちは、迫害が激しい中で福音を宣べ伝えました。
その力は聖霊なのです。
ある牧師の言葉です。
「自分の無力を痛感することは、
聖霊による力への期待につながります。」
まさに私たちは自分の無力さを覚えつつ、
聖霊をいとも良きものとして求め、満たされましょう。
その時、私たちはキリストの証人になることができます。
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