top of page
執筆者の写真faith

◆5月26日(日)「御国の土台と秩序」

ルカの福音書12章31~48節


本日は主イエスのたとえ話ですが、

御国についての主イエスの考え方でもあります。


多くのクリスチャンは再臨の話だというのですが、

それも間違いではなく、

確かにこの聖書箇所を読むと、その思いになります。


主の再臨がいつの日か誰もわからないので

「目を覚ましている」(37節)必要があるのです。


しかし、それだけではなく、御国について、主イエスはここで示したいのです。


Ⅰ、御国の土台

御国の土台は教会です。


教会はキリストのからだであり、

御国は「既にある御国」と、「今からくる御国」の2通りです。


「既にある御国」とは、

私たちが主イエスを信じる時、

神の子とされ、教会の教会員とされることです。


「今からくる御国」とは、

主イエスの再臨の時に完成される御国のことです。


それまでは、教会の働きの中で、

御国での「先取りの恵み」がそこにあるのです。


神の国は神が支配している場所であり、

教会は神の宮であり、

聖霊の宮(Ⅰコリント6・19)でもあるのです。


また教会は神と出会う場所でもあるのです。


これらのことから御国の土台は教会であると言えます。


つまり、御国とは「既にある御国」と、

「今からくる御国」の2通りと分けられ、

思いがけない時、再臨があります。


再臨の時はずっと先の話と思わずに、

「主の日は近い」と意識して、

神は人々を教会へ招いておられるのです。

私たちも意識して宣教を致しましょう。


Ⅱ、御国の秩序

御国の秩序は愛と赦しです。


「むしろ、あなたがたは御国を求めなさい。」とありますが、

そこには愛し得ない人を愛し、赦し得ない人を赦し、

生きる姿があるのです。


主イエスは言われます。

「多く与えられた者はみな、多くを求められ、

多く任された者は、さらに多くを要求されます。」(48)


クリスチャンは、愛と赦しを多くの人に示す使命があるのです。

そのためにクリスチャン自身が、「聖霊の宮」となる必要があるのです。


閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

◆9月29日(日) 「聖書的な教会」

エペソ人への手紙4章11~16節 本日の礼拝は第一ブロック合同礼拝で、鎌野善三師による幸いなメッセージを、 Zoomを通じて8教会が共に分かち合いました。 ホスト教会の西宮聖愛教会の皆様、ありがとうございました。

◆9月22日(日)「神の御手の中にある」

伝道者の書9章1~6節 本日は一週間遅れの敬老祝福礼拝の日です。 今日の聖書箇所は伝道の書の9章です。 最近伝道者の書より説教される牧師が増えておられます。 伝道者の書はソロモン王が書いたと言われて知恵文学の一つです。 そのことで現代に生きるクリスチャンにも適用できる箇所な...

◆9月15日(日)「私たちの上に建てられるキリストの教会」

マタイの福音書16章13~19節 河本敏男勧士 新会堂の完成が間近となられた鈴蘭台福音教会で、 残り少ない現会堂での礼拝の講壇に立つ機会を頂けた 事を主に感謝しています。 またこれを機に、自身が経験した旧押部谷教会の会堂建築を 振り返る時を得て、...

Comments


bottom of page