使徒の働き2章1~4、14節
本日はペンテコステ礼拝です。ペンテコステとはギリシヤ語で50を意味します。
主イエスが復活された日を一日目として数えて、その日50日目に一つ所に
集まっている弟子たちに聖霊が注がれたのです。
その聖霊が臨まれた時は(1節)生と死を思う時でした。
弟子たちは主イエスの十字架の死と復活を知りますが、まだ完全に回復しているとは
言えない状態です。傷をももっている状態です。また、これからどうやって生きていく
のかを模索している状態です。(2節)
祈っている時、弟子たちは同じ場所に集まり、祈っていました。その時、聖霊が臨まれた
のです。聖霊が臨まれたならば、
Ⅰ、つながりが生まれる(教会が生まれる)
神とのつながり、人と人とのつながりが生まれるのです。孤独を破る現実が生まれた
のです。キリストの教会がそこに誕生しました。初代教会の始まりです。
教会は聖霊によって生み出されるのです。
Ⅱ、「生きよ」と神の熱情を受ける
聖霊は人を生かすのです。生きる力を与えます。ペンテコステのテーマカラーは
赤だそうです。それは神の熱情を示します。
旧約時代、預言者エゼキエルは幻を見ます。枯れた骨です。
「骨は干からび、望みは消え失せ、私たちは断ち切られた。」(エゼ37・11)
そこにイスラエルの民の現実を見せられたのです。そして、神はエゼキエルに
「息に預言せよ」と言われました。息は人を生かします。息は聖霊です。
聖霊を受ける時、人は生きるのです。立ち上がる力を得るのです。
「わたしの霊を入れると、あなたがたは生き返る。」のです(エゼ37・14)
Ⅲ、福音を語る者とされる
ペテロは聖霊を受け、語り始めます。臆病な者が力を受け、神の人とされ、
福音を語り続けるのです。
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