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5月28日(日) 風吹きわたる時

使徒の働き2章1~4、14節


本日はペンテコステ礼拝です。ペンテコステとはギリシヤ語で50を意味します。

主イエスが復活された日を一日目として数えて、その日50日目に一つ所に

集まっている弟子たちに聖霊が注がれたのです。

その聖霊が臨まれた時は(1節)生と死を思う時でした。

弟子たちは主イエスの十字架の死と復活を知りますが、まだ完全に回復しているとは

言えない状態です。傷をももっている状態です。また、これからどうやって生きていく

のかを模索している状態です。(2節)

祈っている時、弟子たちは同じ場所に集まり、祈っていました。その時、聖霊が臨まれた

のです。聖霊が臨まれたならば、


Ⅰ、つながりが生まれる(教会が生まれる)

神とのつながり、人と人とのつながりが生まれるのです。孤独を破る現実が生まれた

のです。キリストの教会がそこに誕生しました。初代教会の始まりです。

教会は聖霊によって生み出されるのです。


Ⅱ、「生きよ」と神の熱情を受ける

聖霊は人を生かすのです。生きる力を与えます。ペンテコステのテーマカラーは

赤だそうです。それは神の熱情を示します。

旧約時代、預言者エゼキエルは幻を見ます。枯れた骨です。

「骨は干からび、望みは消え失せ、私たちは断ち切られた。」(エゼ37・11)

そこにイスラエルの民の現実を見せられたのです。そして、神はエゼキエルに

「息に預言せよ」と言われました。息は人を生かします。息は聖霊です。

聖霊を受ける時、人は生きるのです。立ち上がる力を得るのです。

「わたしの霊を入れると、あなたがたは生き返る。」のです(エゼ37・14)


Ⅲ、福音を語る者とされる

ペテロは聖霊を受け、語り始めます。臆病な者が力を受け、神の人とされ、

福音を語り続けるのです。

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