先週よりルカの福音書8章に入っています。
主イエスは町や村を巡りながら、神の国の福音を宣べ伝えました。
主イエスの説教を聞くときいろんな反応がありました。その反応を経験しながら、主イエスは種まきのたとえ話をしました。そして、そのたとえ話の意味を詳しく、丁寧に説教をされたのです。「種は神のことばです。」(11)
では、神のことばを聞く心はどのような心であるべきでしょうか。
Ⅰ、道端に落ちたもの
これは、みことばを聞いても後に悪魔が来て、心からみことばを取り去ってしまうのです。
Ⅱ、岩の上に落ちたもの
神のことばを聞くと最初は喜んで受け入れるのですが、根がないので試練のときが来ると身をひいてしまうのです。
Ⅲ、茨の中に落ちたもの
神のことばを聞いたものの、生活における思い煩いや富や快楽でふさがってしまい、実が熟すまでにならないのです。
Ⅳ、良い地に落ちたもの
立派な良い心で、みことばを聞いて、それをしっかり守り、忍耐して実を結ぶのです。この譬え話から、実を結ぶ生涯をおくるためには神のことばを忍耐して聞き続けることの大切さを教えています。
そして、同時に主の弟子である教会には、主イエスがしたように、みことばの種を蒔き続けることを求められています。「あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見出す。」(伝道者11・1)
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