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◆6月18日(日) 「原初の福音」

執筆者の写真: faithfaith

更新日:2024年4月11日

※本日の礼拝は工藤弘雄先生にメッセージをして頂きました。


創世記3章1~21節


「わたしは敵意を、おまえと女の間に、おまえの子孫と女の子孫の間に置く。

彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ。」(創世記3章15節)


これは堕落した人間への最初の約束です。

ここには、福音の全体と恵みの契約のエッセンスが含まれています。


この約束は大幅に成就しました。女の子孫である私たちの主イエスは、

かかとに傷を負われました。それはなんという恐ろしい傷であったこと

でしょうか。

蛇の頭が最終的に砕かれるとは、なんとすさまじい光景でありましょうか。

このことは、イエスが罪を除き、死に打ち勝ち、サタンの力を破られた時に、

ほぼ実現しました。しかし完全に実現するのは、私たちの主が再臨されてからの

大いなるさばきの日にです。


この約束は、私たちが、たとい今は悪の力に苦しめられ、かかとに傷を負うように

なろうとも、古い蛇の頭を踏みつけておられるキリストによって勝利を得るという

預言になっています。


この一年、私たちは悪魔の試みに会い、またその子孫である不敬虔な人たちの

非情な行為に突きあたり、この約束の最初の部分を体験するでしょう。

深い傷を負い、痛むかかとを引きずるようになるかもしれません。

しかし、このみことばの後半の部分をしっかりつかんでいるなら、決して意気阻喪

(いきそそう)することはありません。

信仰によって、私たちが、女の子孫であるキリスト・イエスによって、今もそれらの状況を支配できると知り、喜ぼうではありませんか。

「主の約束を朝ごとに」(C・H・スポルジョン著より)

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