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  • 執筆者の写真faith

◆7月23日(日) 受難の予告

更新日:8月4日

前回、お話しましたが、イエス・キリストは深い熟慮の末に、

弟子たちに「あなたがたは、わたしをだれだと

言いますか。」と質問されます。


そして、弟子の一人のペテロが答えました。

「神のキリストです。」と。


この答えは、主イエスがラビ(教師)ではなく、

預言者でもなく、

神から遣わされた来たるべきキリスト、

救い主であると告白したということです。


Ⅰ、ペテロの告白の背景

ペテロの信仰告白は、

主イエスのそばでお仕えする中で、

またいくつかの主イエスのなされる大いなる御業を見て、

この方こそ、

真の救い主(へブル語のメシア、

ヨハネ1・41,4・25)、

油注がれた者であるに違いないと

確信したことからきているのです。


Ⅱ、主イエスが秘めておられたこと

ペテロの信仰告白を聞いたとき、

主イエスはそれまでこころの中に秘めておられたことを

今、話し始めます。


すなわち、ご自分がどのような使命をもつ救い主であるかを

隠さずに弟子たちに話されたのです。


こののち、ユダヤの指導者たちに苦しめられ、殺され、

三日目に復活すること、

それはまことの神に逆らう

すべての人間の罪を背負って救う神のご計画を

成し遂げることであることを。


あの主イエスの十字架は私たちの罪をも背負い、

赦すためでもあるのです。


「イエスも、ご自分の血によって

民を聖なるものとするために、

門の外で苦しみを受けられました。」

(へブル13・12)


ペテロの信仰告白とともに、

罪の赦しの確信を私たちはもちましょう。

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