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◆7月9日(日) 小さな献げもの

ルカの福音書9章10~17節


イエス・キリストは、五千人以上の人に対して、弟子が「これぽっちしかない」と

思ってささげた、5つのパンと2匹の魚を用いて奇跡を起こされました。

その出来事がルカの福音書でも書かれています。

主イエス・キリストは、


Ⅰ、小さな献げものを尊く用いられる

弟子がささけた5つのパンと2匹の魚を、主イエス・キリストは

「天を仰いで、賛美の祈りを唱え」てお分けになったのです。

小さな献げものも神に感謝して献げたとき、それを豊かに用いられるのです。

貧しい者たちや小さな子どもたちを主イエス・キリストは愛されるお方です。

ルカの福音書21章では、貧しいやもめのレプタ銅貨2枚の献げものを

主イエス・キリストは喜ばれました。


Ⅱ、満たされるお方

群衆の5千人たちの必要が満たされ、「すべての人が満腹した。」(17)

とあるように、神のなされる御業は素晴らしいのです。

これっぽっちで恥ずかしいという小さな献げものを、

主イエス・キリストは祝福して、余るほどに満たしてくださるのです。

それに尽きます。


Ⅲ、弟子たちに神の御業の参画を

「群衆に配るように弟子たちにお与えになった。」(16)。

主イエス・キリストの弟子への指図があって、5千人以上の人たちに

パンと魚が与えられたのです。

この行為はとても大変ですが、大事なことです。

自己犠牲による神の御業への参画は、主イエス・キリストが求めておられる

ことです。そこで、弟子たちは神の奇跡をともにみるのです。

「そして余ったパン切れを集めると、12かごあった。」(17)

12はイスラエルの部族の数です。

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