伝道者の書9章1~6節
本日は一週間遅れの敬老祝福礼拝の日です。
今日の聖書箇所は伝道の書の9章です。
最近伝道者の書より説教される牧師が増えておられます。
伝道者の書はソロモン王が書いたと言われて知恵文学の一つです。
そのことで現代に生きるクリスチャンにも適用できる箇所なのです。
Ⅰ、神の御手の中にある(1節)
私たちの一生は神の御手の中にあるのです。
現代社会は生きることが厳しい社会でもあります。
日本においては自殺者も多く、孤独死も年々増えています。
最近感じるのは物価高で貧困層が増えていることです。
しかし、私たちの一生は神の御手の中にあるのです。
神は決してお見捨てにはならないのです。
振起日礼拝で語りました創世記28章でのヤコブの言葉は、
いつも私たちが黙想すべき言葉です。
「まことに主はこの場所におられる。
それなのに、私はそれを知らかなった。」(創28・16)
Ⅱ、すべての人は平等である(2節)
「すべての人が平等である」と言われても、
多くの人は信じられないでしょう。
しかし、すべての人に死がやって来るのです。
正しい人も正しくない人にもです。
「すべてのことは、すべての人に同じように起こる。」
(2)とは真実なのです。
ですからすべての人に死の備えは必要なのです。
そして主イエスはこのように言われます。
「御子を信じる者が、・・・永遠の命をもつ」(ヨハネ3・16)と。
Ⅲ、人には撚り所がある(4節)
クリスチャンは撚(よ)り所を知っています。
主イエスのところです。
そこには平安・愛・慰めがあります。
「キリストは私たちにとって神からの知恵、
すなわち、義と聖と贖いになられました。」(Ⅰコリント1・30)
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