top of page
  • 執筆者の写真faith

9/25(日) 夜を徹しての祈り

更新日:2022年11月20日

ルカの福音書6章12~17節


イエス・キリストの12使徒たちは、罪人と呼ばれる収税人、血に触れた汚れた者とさげすまれた漁師たち、愛国主義者である熱心党、そして裏切り者たちで、もう少し良き人材がいたのではと思わずにおられない人選でありますが、彼らがあの12使徒であります。


Ⅰ、夜を徹しての祈り

イエス・キリストは夜を徹して祈られました。夜を徹しての祈りは福音書のなかでは2箇所しかありません。この弟子の選任と十字架へと向かうゲッセマネの祈りです。ですからこの12弟子の人選はイエス・キリストにとって特別な祈りであったことがわかります。ある牧師は「主はこの祈りをしたかったのです。」と言われ、ハッとさせられたことがありました。時に、自分がなぜ今、クリスチャンになったのか、教会に来て礼拝をささげているのか不思議に思うことがあります。そこには主イエス・キリストの祈りがあり、選びがあるのです。「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」(ヨハネ15・16)私たちクリスチャンはみな選びと任命を受けているのです。


Ⅱ、神の家族であることを支える祈り

あのイエス・キリストの12弟子は罪人ですが、罪を赦され、神の家族として受け入れられたのです。私たちクリスチャンも罪が赦され神の家族の一員です。いつまでも神の家族であるように主なるイエス・キリストはとりなし、支えてくださるのです。「したがってイエスは、いつまでも生きていて、彼らのためにとりなしておられる」(ヘブル7・25)

閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ルカの福音書9章28〜43節 イエスと3人の弟子たち一行が 山を下りてくると、 大勢の群衆が主イエスを 迎えました。 その群衆の中には 悪霊に取りつかれていた 子どもの父親がいて、 以前弟子たちに、 悪霊を追い出して欲しいと 願ったが、できなかったと。 そこで山を下りてきた 主イエスに再度お願いしたのです。 ここではふがいない弟子たちの 姿が浮き彫りにされています。 Ⅰ、主イエスの変貌を前に恐れて

ルカの福音書9章28~36節 先週の礼拝と同じ聖書箇所ですが、 ここでは主イエスの真実の姿を さらに見たいと思います。 Ⅰ、栄光の姿(29節) イエスが山に登ると御顔は変わり、 衣も白く光って栄光に輝かれた、とあります。 変貌山の出来事がここに書かれています。 ペテロと弟子たちはその姿に驚きます。 34節には「弟子たちは恐ろしくなった。」 ともあります。 先週は、主イエスが栄光の姿に変えられたこと

ルカの福音書9章28~36節 主イエスが山に登り栄光に輝かれた 変貌山の出来事を理解することは 非常に難しいです。 しかし、このことを通して 何を教えられているのかを知ることは、 私たち現代のクリスチャンにとって、 とても重要なことです。 この出来事の前に、ペテロの信仰告白と、 主イエスの受難予告がありました。 ぺテロにとっては自分自身がした、あの信仰告白 (イエスが神からのメシアであるとの告白)

bottom of page