top of page
  • 執筆者の写真faith

◆4月30日(日) 「大声で叫ぶ主イエス」

更新日:4月11日

ルカの福音書8章1~9節


本日よりルカの福音書8章に入ります。8章は主イエス・キリストはどのようなお方か、

また主イエス・キリストの言葉と力には神の権威があるということが示されています。

ここで主イエス・キリストは種蒔きのたとえ話をします。この話の中心的なことは、

命ある主の言葉を柔らかい素直な心で受け入れ、信じて生きるときに、主のみわざが

なされていくことを教えているのです。


すべてが育ち、豊かな実を結ぶというわけではありません。しかし、種を蒔くことなしには実を結ぶことはできないのです。農夫はあきらめず、種を蒔くのです。必ず収穫の時が来ることを信じて種を蒔き続けるのです。そして主は、種蒔きの譬え話をした後で大声で叫ぶのです。「聞く耳のある者は聞きなさい。」と。


Ⅰ、聞いていない人がいたのです。

主イエス・キリストの近くにいても聞いていない人がいるのです。聞く耳をもっているのに、他の声を聞いているのです。

私たちはどうでしょうか。礼拝中、集中して説教を聞いているでしょうか。聖書朗読を

聞いているでしょうか。


Ⅱ、今日も聞いてほしいと願っています。

私たちが今日も「立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ」(15)

ことを願って。


Ⅲ、主の愛から来ています。

この譬え話はとても重要な話で、弟子が聞くことが重要だからです。私たちにも同様で、

聞くのに大切な内容がそこにあるからです。そして、そのことが大事だと理解した

イエス・キリストの弟子たちは、初代教会において語り続けるのです。

ですから現代においても、反応が鈍くても。教会は御言葉の種を蒔き続けることが

求められているのです。

閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

◆5月5日(日)「心配をしないで」

ルカの福音書12章22~31節 私は、道端で美しい花に出会うと、 このルカの福音書の12章27節の聖句が思い浮かびます。 そして、足をとめたその花には、想像を超える美しさがあり、 しばし時間を忘れるのです。 そして、この聖書箇所では「心配をしないで」というメッセージがあるのです。 Ⅰ、思い悩みが小さくなる。 わたしたちの思い悩みは、明日のことで思い悩むのですが、 神は私たちに必要なものを備えてくだ

◆4月28日(日)「神の前に豊かになるとは」

ルカの福音書12章13~21節 主イエスのもとには群衆が集まり、その群衆の中のある人が 主イエスに質問をしたのです。 「先生。遺産を私と分けるように、私の兄弟に言ってください。」(13)と。 そのときの主イエスの答えと、主のたとえ話を通して、 神の前に豊かになるとはをともに学びたいと思います。 Ⅰ、どんな貪欲にも気をつけ、警戒しなさい。(15節) 「地獄の沙汰も金次第」といわれますが主イエスはこう

◆4月21日(日)「偽善から自由へ」

ルカの福音書12章1~12節 偽善とはある役を演じているのです。それはいつわりの姿です。 人々から賞賛を得ようと演じています。 しかし、家庭は素の姿でいるため、クリスチャンの信仰の継承が 難しい原因の一つでもでもあります。 そのために偽善から自由へと導かれる必要があります。 この後の三つのことをよく覚えることです。 Ⅰ、すべてのことは明るみに出ます。(2節) パリサイ人のパン種は偽善であると主イエ

bottom of page